事故後121日目。
息子は昨日夕方に急な酸素の低下がありましたが、痰の吸引をして頂くことでなんとか回復しました。
今日はここまで数値は安定して過ごすことが出来ています。体温は低く、35.4℃
体温調整が難しいんだなぁーと日々実感しています。
『医者は神様ではない』
この言葉は十分に理解しています。
みんな人間なので、失敗はある。
その失敗が自分の家族に降りかからない事を祈りながら、そのリスクを承知で患者とその家族は祈りながら医療を受けなければならない。
悔しいけど、医者の立場にたってみるとそうなんだろう。
しかし今回は、、失敗をしたのかどうか。
その判断基準。
そこが腑に落ちない
傷がないところに傷を作ってしまった
歩けてた人が寝たきりになった
正常だった脳が死んでしまった
これらは結果としてだけ受け取られ、失敗したかの判断基準にはならない。
では何が判断基準になるのか。
医者の経験は十分か?
説明は十分か?
工程は正しかったか?
道具は適切なものを使っていたか?
手技は適切に行われていたか?
これらを検証することで、失敗かどうかが決まる。
そして厄介なのは、手技。
検査室の中で起こったことは病院側しか分からない。
「手技は適切に行われていた。」この一言で済まされてしまう。
ではなぜ、このような結果になったのか。
「それは分からない。」
それ以上の説明をしない。
それ以上、言わなければ失敗ではなくなる。
こんなに患者が不利な状況で医療が行われていていいのか。
医者が不利になるような決まりを作れとは思わないが、現行では患者側は不利すぎるのではないか?
中立な立場で考えているつもりでも
これはあくまで患者家族側の私の意見なので、偏りがあるのかもしれない。
しかし、この問題は提起したい。