医療事故ブログ〜小さな我が子が経験した事例〜

私の息子が医療事故にあったことについて綴っています。同じような経験をされた方の何かの助けになれば幸いです。少し重い内容ではありますが、共感を頂いたり、何かのお役にたったら「スター☆」や「ブックマーク!」、「SNS」等で共有お願いします!

久しぶりの温もり

事故後93日目。

 

息子は朝から調子が良好でした。

酸素の値もほぼ100%

脈も呼吸も安定してるし、汗もかいていない。

久しぶりに落ち着いて病室にいることができました。

 

気になるのは、少し体温が低く、35.3℃

頭も手も足も冷たいことくらい。

 

それでも、モニターのアラームが鳴らない事に安堵して息子の隣に座ってました。

 

先生からも「今朝から調子が良いですよ」と言われ、とても嬉しい日になりました。

 

 

 

今日は妻方の父母が来ていたので、下の娘を預けて妻と揃って息子に面会をすることができました。

また、入院して以来初めて息子を抱っこすることが出来ました。

 

私がベッドの上に乗って胡座をかき、その足の上に息子を載せる形で抱っこをしました。

 

人工呼吸器を使用中で、意識もない状態なので、看護師さん2人に手伝って頂き、呼吸器が外れないように・頭が落ちないようにセッティングしてもらいました。

 

久しぶりに息子の温かさを感じました。

 

この3ヶ月で息子は少し大きくなっていました。いつも下の娘を抱っこしていたからか、すごく重みを感じたし、体温は低めということでしたが体は温かく、ただ寝ているだけなようにしか見えませんでした。

 

事故前に一緒に風呂に入ったりしたことや、寝かしつけに苦労した息子との思い出が一気に脳裏をよぎって、涙腺が崩壊しそうでした。

 

まだ息子は生きている。

元気に歩いていたあの頃の状態まで戻ってほしい。

 

…そう思わせてくれた瞬間でした。