医療事故ブログ〜小さな我が子が経験した事例〜

私の息子が医療事故にあったことについて綴っています。同じような経験をされた方の何かの助けになれば幸いです。少し重い内容ではありますが、共感を頂いたり、何かのお役にたったら「スター☆」や「ブックマーク!」、「SNS」等で共有お願いします!

漠然した良いイメージをもつ

事故後94日目。

 

息子は脱水と肺炎の点滴治療が続いてますが、幸い体調が酷くなる事はなく、

脈・血圧・酸素の値・呼吸状態が全て概ね安定しています。

顔色はいいし、汗もひいて、本当にただ眠っているだけのようです。

 

起きてほしいなぁ!

 

 

 

外はまた一段と暑くなってきました。

梅雨が明けて、夏の甲子園都道府県代表も続々と決まっているようで、、

夏がやってきているのを感じます。

 

本当なら理由もなくワクワクし出す時期。。

庭で子どもと遊ぼうかな。

子どもを連れて、どこかに出かけようか。とか

子どもと〜しようかなと考えることが多い時期ですが、

…それも今年はなかなか難しいそうです。

 

そんな事も言ってられない状況です。

 

最近、ふと気づいたことですが、暗い事を考えてしまうのは夜とか天気が悪いときとか、そういう時に考えてしまうのかと思っていました。

 

実際は違うと、最近は感じています。

 

快晴の朝

目覚めてすぐのスッキリした時間

…そんな時、急に虚無感がドッと襲ってきます。

なんの前触れもありません。

 

長い夜が怖くて眠れないのではなく、そんな朝が来るのが怖くて眠れない。

そういった日の方が多いような気がします。

 

 

「長く生きたいとも思わないけど、今すぐに死んでしまう理由も見当たらない。それなら今だけを見て生きていこう。」

そんな事をテレビで言ってる人がいましたが、不思議とその言葉がスッと体に入ってきました。

 

過去を振り返ると

息子の検査・治療に関しての様々な選択の後悔と元気な頃の息子にもう一度会いたくなる悲しさや虚しさが湧いてくるし、

 

先の事を考えると

息子はいつまで生きていけるんだろうか。

そんな不安が襲ってきます。

 

それなら今だけを考えて生きよう。

事故が起こって、息子が今の状態なってから、私もずっとそう思ってこの3ヶ月生きてきました。

 

それにもう一つ加えてるのが、

「この先の漠然とした良いイメージをもつ」

ことです。

 

・息子の脳はきっと良くなる

・息子はきっと元のようになる

・地元に帰れる

・元のように生活できる

 

根拠なく何かを信じる。

見えない何かに縋る。

現実逃避と言った方が正しいのかもしれませんが 笑

 

これで何度か救われた経験があります。

 

この先に何があるか分からないし、どうなるかも正直分かりませんが、

『今』とこの先に起こるかもしれない『漠然としたいいイメージ』を考えながら、今後を生きていこうと思います。