医療事故ブログ〜小さな我が子が経験した事例〜

私の息子が医療事故にあったことについて綴っています。同じような経験をされた方の何かの助けになれば幸いです。少し重い内容ではありますが、共感を頂いたり、何かのお役にたったら「スター☆」や「ブックマーク!」、「SNS」等で共有お願いします!

どこまでしてあげられるかな。

事故後97日目。

 

今日もまた家移りから1日が始まりました。

午前10時の時点で気温は30度近く、エレベーター無し4階のアパートから荷物を降ろすのは過酷でした。

 

気温はさらに上がり、荷物を車に積み終える時にはシャツからズボンまで汗まみれでした。

頭がクラクラして、軽めの熱中症でした。

 

今日の息子は、

肺炎が落ち着いたからなのか、血圧や脈、呼吸の数値はとても安定していました。

病室にいても、モニターのアラームがなる不安から解放されて、穏やかに過ごすことが出来ました。

 

 

息子が事故にあってから、もうすぐ100日になろうとしています。

春から梅雨時期を経て、とうとう夏になってしまいました。笑

 

その間、息子は今まで綴ってきたのように沢山のピンチを乗り越え、ここまで生き抜いてくれました。

あとは息子が目に見えた回復をみせる。

これが私たちの大きな望みです。

 

 

私達夫婦はリハビリ関係の資格を持っています。

私は理学療法士で、妻は作業療法士です。

地元で同じ病院に勤め、もう少しで10年が経とうとしています。

普段は高齢の方を中心に患者さんのリハビリをさせて頂いていますが、まさか自分の子どものリハビリについて考えることになろうとは夢にも思っていませんでした。

 

しかしながら、高齢の患者さんのリハビリについて考える事と息子のような子供のリハビリについて考える事。

全くの別物でした。

というより…いざ患者家族側にたつと本当にどうしたらいいか分からない。

それが本音です。

 

10年近くリハビリの仕事をしていて情けない話ですが、何から始めたらよいのか全然わかりませんでした。

 

 

息子の状態が安定してきた今だからこそ、可能性を信じて自分の職業を全力で活かしたい。息子の為に何かできたら、こんなに嬉しいことはないと思っています。

 

分からないながらにこの3ヶ月やってきたことは、

・モニターや人工呼吸器の数値を30分おきに記録して、状態の変化がないか確認する。

・腕や足、体を動かす。

・寝ている時の姿勢を定期的に変える。

・好きなアニメのDVDを流して聞かせる。

・姿勢修正用のクッションや掛け物を作る(これは妻がやってます。)

・絵本を読み聞かせる。(妻です)

・抱っこする。

・ベッド周りを装飾する。(妻です)

 

…こんなところでしょうか。。。

 

もっと、

座らせてあげたり、ベットから降ろしてベビーカーにのせてあげたり、、外に連れて行ってあげたり、、、

色んな事をしてあげたいと思っています。

 

現実的にどこまで出来るか分かりませんが、少しでも多くのことをしたいと思います。