息子が手術室に入って2時間
人工心肺から離脱する手術は無事に成功し、大きな機械を1つ外すことが出来ました。
心臓の状態によっては外せない可能性もあると言われていたので、ホッとしました。
15時20分
手術後の息子の所に会いに行きました。
(よく頑張った。)
心からそう思いました。
16時10分
遅めの昼食を食べている最中、また不安な知らせが医師からありました。
医師 「ここ30分で瞳孔が開いてきています。脳が腫れている可能性があるので、グリセオールというお薬を始めます。詳しく確認するため、今からCTを撮りに行きます。」
瞳孔?
脳?
また不安がドッと押し寄せてきました。
17時
CTが終わり、検査結果の説明がありました。
・出血等はない
・頭蓋骨の中で脳がパンパンに腫れている。
・こうなると今まで通りの状態に戻る可能性は0%に近いです。
一緒に説明を聞いていた妻と義母は号泣していました。前日から信じられないことが多すぎたからか、私は泣くことも出来ずただただ呆然としてしまいました。
息子は
心臓に穴が開いたことで心停止し、脳への血流が途絶えたことで、低酸素脳症になってしまいました。